まあくんの魔法

 
「でもね、まあくんがおもちゃやさんへ来てくれた。
そのとき、どのおもちゃよりも真っ先に、ぼくの目の前へとんできてくれた。
そして、ぼくを手に取って優しく両手に包んでくれたんだ。
とっても温かい手にさ。そのときから、僕は一人じゃないぞって思ったんだ。
それからというもの、まあくんはいつも楽しそうにぼくと遊んでくれた。
ぼくは、側でまあくんの笑顔を見てた。
すると、なんだかぼくまで元気が出てくるんだ。
勇気がわいてくるんだ、楽しくなっちゃうんだよ。
だから、まあくんの魔法はね、笑顔だよ。
「ぼくの笑顔の魔法」
まあくんはつぶやきました。
トップページ>おしらせ>ミネルヴァの梟>まあくんの魔法
2004(C)岡山県立精研高等学校 無断転載を禁ず