まあくんの魔法

 
「今日だってそうさ、ぼくがころんだとき心配して
『だいじょうぶ?』って声をかけてくれたね。
『うん、だいじょうぶだよ』
って答えると、まあくんはとてもいい顔を見せてくれたじゃあないか」
そばにいるピノキオがいいました。
ほかのおもちゃたちも次から次へと言い始めました。
まあくんはとてもうれしくなりました。
まあくんにも魔法が使えるからです。
もう、どんなことがあったって平気、大丈夫です。
(チリチリチリチリ・・・)そのときベルが鳴りました。
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